第3回 個別指導は実態と対応を知れば恐れることはない

第3回を迎えた歯科・未来創造塾、本日は「個別指導は実態と対応を知れば恐れることはない」と題しまして、歯科医師時代の医療団体での経験を生かし、歯科医療コンサルタントとして、歯科医院の経営改善だけでなく、歯科医師としてのやりがい、生きがいをサポートするコンサルタントとしてご活躍されている、小出 一久先生よりご講演いただきました。

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最初に、指導の目的と対象から始まり、健康保険法、歯科医師法などの法的根拠、集団指導と個別指導の違い、指導の種類と順を追って、分かりやすく進んで行きました。

koide-1.png個別指導にもタイプがあり、新規開業した歯科医院対象の新規個別指導、高点数医療機関が対象となる集団的個別指導、診療内容にかかわる個別指導についてそれぞれ話がありました。
さらにタイプ別に実施内容、対象、期間、指導内容などについて、詳しく話をされました。

通知が来てから当日までの流れや準備、カルテや帳簿などの持参物、当日の服装にいたるまで、詳細に説明していただきました。

特に持参物についてはカルテに付随するものとして、レントゲン写真、口腔内カラー写真、患者情報提供文書(歯科疾患管理、歯科衛生実地指導等)、技工指示書、技工納品伝票、歯科衛生士業務記録簿、訪問診療の関する書類 他ブリッジ平行測定模型、未装着補綴物など、カルテ以外の帳簿として様式例[領収書、明細書、処方せん、技工指示書(いずれもコピーでも可)、技工物単価表 無い場合は作成する必要なし、患者への交付文書の様式例、院内掲示物例 別紙「保険医療機関(歯科)の現況」、職員の勤務実態を示す書類(タイムカード等)、診療報酬請求事務を外部委託契約書等など、金属材料、薬剤、その他歯科材料等の購入・納品伝票患者ごとの一部負担金徴収に係る日計表、予約状況がわかる予約簿等審査・支払機関からの返戻・増減点通知に関する書類(以上直近1年分程度)など、細かく説明していただきました。

koide-6.png後半は、個別指導の実態や、個別指導の結果、個別指導後の対処、指導、監査の実施状況など、具体的なデータをもとにお話されました。
また、再指導や監査といった不正請求などが発覚した場合の処分などにも話が及びました。

個別対策への対策と準備の話に進み、対策の重要ポイントを詳細に話されました。
保険診療ルールの熟知や徹底、不正請求をしない、自費と保険の明確な区分、不当請求を起こさないといったことから、カルテの記載内容の充実、傷病名の正確な記載、様式1号表書きの充実、レセコンのカスタマイズや、レセプト返戻のチェックなど、ポイントを丁寧に説明していただきました。当たり前のことですが、患者さんとのトラブルを避けることも日頃の対策として重要だという事でした。

koide-2.png恒例の未来の歯科医療を担う方々へのメッセージは、「歯科医師という素晴らしい職業に就けたことに感謝して、日々、研鑽努力して邁進して欲しいです。こんなに遣り甲斐が感じられて、面白い仕事は他にありません。歯科界の可能性は、まだまだ大きいです。診療技術を高めて、質の高い自費診療を積極的に行うようにしてほしいです。診療技術だけを追うのではなく、人間的な成長を意識して、素晴らしい医療者になっていただきたいです。」という、素晴らしいメッセージをいただき、受講者の先生方も思いを新たにされていたようです。koide-10.png

質疑応答では、それぞれの医院様でのケースについて個別指導の対象になるか否かという真剣な質問が多数出ました。
講演後のお昼休みにも先生とのお話を個別にされる方が目立ちました。

koide-11.pngランチョンミーティングは、「親子承継は王道なのに何がうまくいかないのか?」と題して、office echo 代表の 児玉 秀人氏による、歯科医院の事業承継、特に親子の間での承継についての講演でした。
昨今、歯科医院の事業承継は多く、参加された先生方のご興味を惹いていました。


~アンケートの結果から~
参加された先生方より
・7月に代表者変更をしたこともあり、新規指導対策として、カルテの書き方の見直しを考えていたので、とても勉強になった。もっと詳しく勉強したい。
・日々の診療で注意しなければいけない事がわかり、勉強になりました。
・保険のルールについての勉強が必要であることを理解しました。注意点が分かって良かったです。
・出来れば、個別に対応してほしいくらいの面白い内容でした。
などのお声をいただきました。

2016年9月4日(日)

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