第1回 地域包括ケアを見据えた高齢者歯科医療

いよいよ歯科・未来創造塾がスタートとなりました。今後の歯科界の未来を担う先生方に、歯科業界の内外から幅広い視点で講師をお招きするコンセプトのもと、本日は第1回目の開催ということで、東京歯科大学 オーラルメディシン・口腔外科学講座 主任教授の野村 武史先生により、「地域包括ケアを見据えた高齢者歯科医療』と題しましてご講演いただきました。

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nomura-20.png野村先生は現在東京歯科大学市川総合病院に勤務されております。同病院は歯科大学に属する医科・歯科総合病院で、市川市及び東葛南部地域の中枢病院としての役割を担うべく、地域包括ケアに取り組んでいます。
野村先生は歯科・口腔外科部長であり、現在同病院で取り組まれている地域医療支援病院認定、地域の医療機関としての機能、他病院や開業医への紹介、逆紹介など事例を交えてお話をされました。特に総合病院(歯科・口腔外科)と開業医が病診連携を推進することで、機能分担を図ることが重要であるということでした。

後半は、高齢者歯科医療について、お話が続きました。nomura-6.png
加齢と老化には、加齢に伴い生理的な機能が低下しても顕著な臨床症状を呈さない生理的老化と生理的老化過程が加速し病的な臨床症状が引き起こされる病的老化があり、特に病的老化には部位により、認知症、心不全などが挙げられ、生命を脅かす疾患に繋がる可能性があります。こうした患者さんのひき起こす疾患、また、要介護者や術後の患者さんに対して口腔ケアを実施したことにより、肺炎の予防や発症率の減少などが見られ、口腔ケアの有効性について話されました。
さらに、がんや心臓病、認知症などの患者さんの歯科治療について、歯周病と全身疾患との関係についても症例をもとに深く掘り下げたお話を聞くことができました。

nomura-1.png最後に歯科医療の未来を担う方々へのメッセージをお願いしておりまして、野村先生からは、今後の医療界のキーワードは「地域包括ケア」であること、歯科医もチームの一員として患者さんに接し、また素晴らしいデンタルサイエンスを他職種に伝えることができる歯科医師象が求められていることを強調されておりました。
総合病院で医科のさまざまな先生や医療関係者と接する野村先生ならではの視点での素晴らしい講演でした。


nomura-9.png質疑応答では、地域医療支援病院との具体的な連携の方法や、総合病院で口腔外科をされている先生からは、医科の先生との連携についての相談などもあり、医科歯科連携にさらに興味を持たれた先生が多いのが印象的でした。

nomura-10.pngランチョンミーティングでは、電動歯ブラシソニッケアーの活用法を株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン様からご紹介いただき、ご参加の先生方でもご利用の方もいらっしゃったようで、ブースもにぎわっておりました。

~アンケートの結果から~
参加された先生方より
・歯科に関連する病気の再確認ができた。
・医科との連携について再認識できた。
・病院内での口腔ケアの大切さを感じました。
などのお声をいただきました。

2016年7月10日(日)

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